自然素材の家ってどんな家?その魅力を知ろう!

最近、健康や環境に配慮した暮らしに興味を持つ人が増えています。そんな中で注目されているのが「自然素材の家」。自然素材の家とは、木材や土、石などの自然の恵みを活かして作られた家のことです。化学物質を極力使わないので、シックハウス症候群やアレルギーが気になる人にもピッタリ。

では、自然素材の家にはどんな魅力やメリットがあるのでしょうか?一緒に見ていきましょう!

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自然素材の家の魅力3つ

1. 健康に優しい住環境
自然素材の家は、化学物質をほとんど使わないため、アレルギーやシックハウス症候群の心配が少なくなります。特に、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して暮らせます。自然素材には木の温かみや土の香りがあり、心にも体にも優しいんです。

2. 地球にも優しい家づくり
自然素材は再生可能な資源。使うだけで終わらず、環境に配慮したサイクルが成り立っています。地球のことを考えたエコな家づくりをしたいなら、自然素材の家は最適な選択肢です。

3. 一年中快適な暮らしができる
自然素材は、湿気を調整してくれる効果や断熱性が高いのも魅力です。だから、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるんです。季節に合わせて自然に家の中を快適にしてくれるなんて、すごいですよね。

自然素材の家の7つのメリット

1. 耐火性が高く、安心
漆喰や珪藻土の壁は耐火性が高く、火事が起きたときも延焼を防ぎます。木材も自然素材なら有害な煙を出さないので、安心です。

2. 室内環境を快適に保つ機能
自然素材は調湿効果があり、湿気が多い時期は吸収し、乾燥しているときは湿気を放出してくれます。また、消臭効果もあり、家の中の空気が気持ちよく保たれます。

3. 夏は涼しく、冬は暖かい
自然素材の家は、一年中快適な温度を保つので、エアコンに頼りすぎなくても快適に過ごせます。自然の力でこんなに心地よい暮らしができるのは魅力的ですよね。

4. 健康的な生活をサポート
シックハウス症候群やアレルギーのリスクを減らせるので、健康的な暮らしが実現できます。子どもやペットがいる家庭にとっても大切なポイントです。

5. 環境に優しい
自然素材は環境への負担が少ない資源です。再利用が可能なので、持続可能な地球環境に貢献したい人にはぴったりの選択です。

6. リラックスできる空間づくり
木や土の自然の香りは、心を落ち着かせてくれます。木の温かみを感じながら、リラックスできる空間を作り出してくれるので、毎日の疲れも癒されそうですね。

7. 資産価値が上がりやすい
自然素材の家は、その希少価値から時間が経つごとに価値が上がる傾向があります。将来的な資産価値も見込めるので、長期的な住まいの選択としても魅力的です。

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自然素材の家は、健康にも地球にも優しく、快適な暮らしを実現できる選択肢です。耐火性や機能性、さらにはリラックス効果まで、多くのメリットがあります。もし、環境に配慮しながら、健康的で快適な家に住みたいなら、自然素材の家を選んでみてはいかがでしょうか?

『どうなる!?住宅ローン金利』

皆様、こんにちは。

本日のテーマは『どうなる!?住宅ローン金利』


大幅な金利の上昇は考えにくいですが、住宅ローン金利は今後上昇すると考えられます。

金利上昇リスクのある変動金利を選ぶ場合は、今後の動きに注目しつつ、リスクについてもしっかり検討しておきましょう!

【変動金利と固定金利】

変動金利は、経済状況などにより金利が変動します。

固定金利は、借入れ期間中、金利が一定です。

変動金利は固定金利よりも金利が低いというメリットがある反面、経済状況等により常に変動するため、金利上昇のリスクもあります。

金利の違いにより、どれくらいの差が生じるのか、具体的な数字で見ていきましょう!

借入れ期間:35年

借入額:3000万円

【固定金利1.5%の場合】

返済総額:3858万円

【変動金利0.5%の場合】

返済総額:約3271万円

【変動金利2.0%の場合】

返済総額:約4174万円

変動金利0.5%が継続した場合、固定金利との差は約600万円にもなります。

逆に変動金利が上昇し0・5%から2.0%になった場合、0.5%の時よりも約900万円も支払いが増えてしまいます。

ちなみに、変動金利は半年ごとに見直されます。変動金利を選ぶ場合は、金利の安さだけではなく、金利上昇のリスクがあることをしっかりと踏まえて検討しましょう!

また、変動金利ならではの条件(5年ルール・125%ルール)もありますので、しっかり理解しておきましょう!

現在、変動金利は超低金利が続いていますが、今後上昇に転じるのではないか、という見通しも強まっています。変動金利での借り入れを検討している方や既に借入れをされている方は、今後の動きを注視しておきましょう!

多くの方が35年で住宅ローンを組まれますが、現在検討中の住宅ローンで35年後に後悔しない自信はありますか?

家づくりは建てて終わりではありません。そこからご家族様とのかけがえのない日々が始まります。後悔しないための知識を身に付けてから、住宅購入のスタートラインに立つことを強くおススメしています。

『電気料金値上げ!再エネ賦課金って!?』

皆様、こんにちは。

本日のテーマは『電気料金値上げ!再エネ賦課金って!?』

電気料金の明細書に小さく「再エネ賦課金」と記載されているのをご存じでしょうか。

まず、"再エネ"というのは、再生可能エネルギーの略語で、風力・水力・太陽光・地熱・バイオマスなどの枯渇しないエネルギーのことを指します。

賦課というのは"税金などを割り当てて負担させる"という意味です。

この電気料金の明細書にもある「再エネ賦課金」というのは、電力会社が再生可能エネルギーの電力を買取るために要した費用の一部を、電気を使用する全ての人が負担するという制度です。消費電力に応じて、電気料金に上乗せして請求されています。

毎年経済産業大臣が決めていますが、2024年3月に2024年度の再エネ賦課金を1kWhあたり3.49円に設定すると発表がありました。これにより、標準家庭(ひと月当たり300kWh使用と過程)で毎月1047円の再エネ賦課金の負担が見込まれることになります。

※本ブログ記載の標準家庭は、ひと月当たり300kWh使用と過程しています。

2022年度は3.45円 負担額1035円

2023年度は1.4円 負担額420円

2024年度は3.49円 負担額1047円

2023年度が大幅に値下がりしたのに対し、2024年度は大幅に値上がりしたため、前年度より600円ほど負担額が増えています。

再エネ賦課金は、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT法)」の中で作られた概念です。

導入当初(2012年度)は1kWhあたり0.22円で標準家庭1ヶ月の負担額は66円でした。

しかし、再エネ発電の普及が加速したことで、どんどん増加し、2024年度は1047円となっています。12年で約16倍です。

環境省が2012年に出した推計では、2030年がピークとされ2.61円の予想でした。

しかし、2024年度は3.49円とすでに予想を上回っています。

この再エネ賦課金は、全国一律の単価と1ヶ月の電気使用量から算出されます。

再エネ賦課金単価(全国一律) × 1ヶ月の電気使用量=再エネ賦課金

再エネ賦課金を減らすには、電気使用量を減すしかありません。

電気のつけっぱなしなど、無駄な消費をしないようにしたり、家電のスイッチをこまめに切るなど、出来ることはしっかりしたいですね!

しかし、私たちが電力消費を抑えることのも限界がありますので、省エネ効率のよい家電への買い替えを行うのもひとつです。

そして、これから住宅購入をされる方は、住宅の省エネ効率もしっかりと踏まえて検討しましょう!

また、自宅に太陽光発電システムを導入されていない方は、ぜひ検討することをおススメします。

作った電気で自給自足すれば、電力会社から購入する電気も減らせますし、余剰電力は売電可能です。

導入がまだの方やこれから住宅購入されるかたは、今後の賦課金の動向もチェックしながら検討することをおススメします!

『住宅ローン50年登場!?』

皆様、こんにちは。

本日のテーマは『住宅ローン50年登場!?』

近年高騰が続く住宅価格。その影響を受けて、住宅ローンの返済期間を最長50年にする銀行が出てきています。

返済期間が長くなれば毎月の返済額は抑えられますので、その分借入額を大きくすることも出来ます。

しかし、返済期間が長ければその分利息の支払いも増えてしまいます。

また、50年ローンを組む年齢にもよりますが、定年後の残債額がいくらなのか、そして支払いが可能なのかどうか。こういった、長期返済ならではの見通しの立てづらさや不安も出てきます。

実際に35年と50年では、利息がどれくらい違うのか。返済総額はそれぞれいくらになるのかを、具体的に見ていきたいと思います!

借入れ額:4000万円、金利0.3%で、単純に返済期間の違いのみの場合。

<35年住宅ローンの場合>

借入れ額:4000万円

金利:0.3%

返済期間:35年

月々の支払:10.1万円

利息総額:215万円

返済総額:4215万円

<50年住宅ローンの場合>

借入れ額:4000万円

金利:0.3%

返済期間:50年

月々の支払:7.2万円

利息総額:308万円

返済総額:4308万円

月々の支払は、35年の場合10.1万円なのに対し、50年の場合は7.2万円です。確かに毎月の返済額は少なくなります。

しかし、返済総額を見てみると、35年の場合は4215万円なのに対し、50年の場合は4308万円です。

この総額の差は、利息によって生じています。返済期間が長ければその分利息も増えます。

35年の場合は215万円なのに対し、50年の場合は308万円と、93万円増加しています。

同じ金利で試算しましたが、50年の場合の方が金利が高くなり、通常の金利に0.15%上乗せというものもあります。

例えば、変動金利35年の場合は0.3%なのに対し、50年の場合は0.45%というように、50年の方が35年よりも高くなります。

今度は金利が違う条件で試算してみたいと思います。

<35年住宅ローンの場合>

借入れ額:4000万円

金利:0.3%

返済期間:35年

月々の支払:10.1万円

利息総額:215万円

返済総額:4215万円

<50年住宅ローンの場合>

借入れ額:4000万円

金利:0.45%

返済期間:50年

月々の支払:7.5万円

利息総額:468万円

返済総額:4468万円

月々の支払は、35年の場合10.1万円なのに対し、50年の場合は7.5万円です。

返済総額は、35年の場合は4215万円なのに対し、50年の場合は4468万円です。

利息総額は35年の場合は215万円なのに対し、50年の場合は468万円と、253万円も増加しています。

35年に比べて高い金利を長期間支払うため、総返済額が増える、ということをしっかりと理解しておきましょう!

また、変動金利の場合は、借入期間が長いほど金利上昇の影響を受けやすいということも踏まえて検討しましょう!